好きなことをして生きる。「そとあそび」が仕事になった日
2018.09.20
アカツキでは「自分らしさは力」だと考えています。
自分らしく生きる源泉は、「大好き!」「大切」「こうなりたい」という気持ちです。
働く一人ひとりの「自分らしさ」は、世界をもっとワクワクする場所へとぬり変えていくエネルギーに変換されていきます。
だから私たちは、自分らしく働き、遊び、生きよう。
自分たちのハートで、この世界を色づけ、輝きで満たそう。
そんな私たちの思いを伝えるために、アカツキで働く「自分らしく生きる人」を紹介します。
エンターテインメント企業として成長を続けるアカツキでは、メンバーそれぞれが世界中に新たな楽しさや驚きを届ける仕事に携わっています。いわば、「あそびが仕事な人」ばかりの会社ですが、今回はアカツキのグループ会社である「そとあそび」で、そとあそびナビゲーターとして働いている染谷 遥の話です。一体どんな仕事なのか?まずは、水中撮影あり、ドローン撮影ありの約2分間の動画からご覧ください!
そとあそびナビゲーター染谷 遥、ただいま勤務中
大自然の中、満点の笑顔であそんでいる染谷さんの姿にワクワクしてきませんか?動画に登場したアクティビティはいずれも初心者の方も楽しめる「そとあそび」掲載のサービスです。
大好きな「そとあそび」が、自分の仕事になるとは思いもしなかった
幼い頃からアウトドア・アクティビティに親しんで成長してきたという染谷さんですが、以前は「あそび」を自分の仕事にできるとは思ったこともなかったそうです。では、どんなきっかけで「あそびが仕事」になったのでしょうか。
ー 染谷さんが働いている「そとあそび」について、教えてください
「そとあそび」は、初心者が安心して楽しめるアウトドア・アクティビティの予約サイトです。そとあそび研究家の山本 貴義がたった一人、熱い思いを持って始めた事業です。今年15年目を迎え、企業として、またサービスとしても大きく成長しています。数ある予約サービスの中で「そとあそび」が優れている点は、そとあそび独自の基準でおすすめのあそびを選んだ上で掲載しているという点です。
日本中の “そとあそび”のワクワクを届けたい
日本中のアウトドアアクティビティから、本当に楽しめるものを探し、ツアーとして掲載するのが私たちナビゲーターの仕事です。信頼できるアウトドア事業者様のもとで実際に体験取材しているのが、そとあそびの強み。ビギナーも楽しめるアクティビティなのかという点はもちろんですが、安全面も確認した上で掲載しています。
ー ナビゲーターが安全面も精査して、しっかり選んだあそびを掲載する。まるで、「あそびのセレクトショップ」みたいですね
今はアウトドアレジャーをしようと思い立てばWebで気軽に見つかりますが、いざ探すとなると情報があふれていて迷うこともありますよね。「どのあそびが本当に楽しい?」「どの会社が安全?」「他のサイトに同じ会社のあそびが載っていたけど一番安いところはどこなんだろう?」といったニーズに応えられるように、15年目の今もナビゲーターとスタッフたち一丸となってサービスを日々進化させています。ユーザーさんに、本当にワクワクしていただけるあそび・安全なあそびだけをお届けしたいという気持ちの熱さはどこにも負けない!と自負しています。
ー そとあそびのナビゲーターは、個性あふれる人が多いですね
創業者でそとあそび研究家の山本さんと私たち10人のナビゲーター、みんなアウトドア経験が豊富という共通点はありますが、確かに個性的ですね(笑)自転車で世界一周した先輩、生まれ変わったら山になりたいという山ガール、大手アウトドアメーカー出身者、教員や人力車の俥夫をしていた人…経歴も、得意なフィールドもそれぞれ違う楽しい仲間たちです。
ー 染谷さんは、どんな経験をしてきたのでしょうか?
ものごころついた時からレジャー好きの父に連れられ、色々なアクティビティを体験してきました。初めて自分の希望で挑戦したあそびは中学校時代のダイビングです。慶良間ブルーで有名な沖縄の渡嘉敷島に連れて行ってもらって「こんな世界があるんだ!」と、感動し、心が解き放たれたような感覚にやみつきになりました。
ダイビングは、もんもんとした思春期の救いにもなりました。
ー ダイビングから徐々に、あそびのバリエーションを広げていったのでしょうか?
そうですね。ダイビングから発展する形で、呼吸装置を使用しないスキンダイビングやフリーダイビングも楽しむようになりました。海だけではなく、山での猟にも興味を持ち、北海道や東北のまたぎ(猟師)の元で学ばせていただきながら狩猟免許も取得しました。社会人になってからのあそびには、射撃や乗馬も加わりました。いつも外であそんでいますね(笑)
ー またぎ修行には驚きました。大自然を、まるで地球を味わうような生き方ですね
アウトドアで過ごしている時、自分があるがままでいられるなぁと実感します。私にとって、そとあそびは特別なことではなく、息をするようにやってきたことです。
「好きなことをして生きていこう」と決めた
ー 海に、山にと活動してきた原点。それが「そとあそび」という仕事へつながる日が来たのですね
大学卒業後、IT企業など3社で働くうち、心に湧いてきたのは「せっかく生きているんだから好きなことをして生きていきたい」という思い。それなら、ずっと楽しんできたアウトドアアクティビティの世界で!と考えました。
そんな時、幸運にも「そとあそび」の募集を発見して「これだ!」と思いました。すぐに応募し、晴れてナビゲーターに仲間入りできました。
新しいあそびを開拓するエネルギーも、あそびから生まれる
ー ナビゲーターになってみて、ギャップはありましたか?実は苦労も多いとか
もちろん大変な時もありますが、掛け値なしに仕事が楽しいです。例えば、沖縄に行って取材が終わったときなど、そのまま自宅に帰るのはもったいないので、土日も自主的に動き回って新たなアクティビティをリサーチしたり。「次はどんなあそびを届けられるだろう」とワクワクしながら島を探検したり、時には突撃取材することだってあります。
そとあそびのナビゲーターはみんな「このあそびなら、私が一番愛してる!」という熱い思いを持って働いています。好きなことと仕事が直結している人ばかりなので、熱く意見を交わすことも。今は社内コンペで新たなあそびの提案をしています。
ー 新しいあそびですか!どんなものを提案しているのでしょうか?
モーターグライダーです!最近自分が体験してみて、ものすごく楽しかったので、この面白さを「そとあそび」ユーザーの方々にも紹介できたら…と。グライダーの魅力は、空と自分・自分と地球を感覚としてとらえられるところなんですが、このような機体を利用するアクティビティがそとあそびに充実していたら、すごく楽しいと思いませんか?自分が日常的に自然と楽しんでやってきた経験を活かしつつ、新たなジャンル開拓にも気張らずに取り組んでいます。
ー まだ広くは知られていない「新しいあそび」の可能性も探っているんですね
そうですね。日常生活から解き放たれると、ふだん見えない自分自身の根源的な部分に出会うことができます。そしてなにより、自然を感じながらあそぶのは純粋に楽しいし元気になれる。シンプルですが、私が一番「そとあそび」ユーザーさんに受け取っていただきたいのは、そういう価値です。「やってみたらすごく楽しかった!」「次はどんなあそびをしてみようか」とワクワクする。そんなサービスを届けるため、ナビゲーターとして成長いきたいと思います。
冒頭ダイビング写真提供:apnea works 篠宮 龍三
動画編集・一部写真撮影:そとあそび シニアナビゲーター 木村 雄志 Yuji Kimura
そとあそび https://sotoasobi.net/
染谷 遥 Haruka Someya そとあそび ナビゲーター
1987 インドネシアに生まれ、裸足でのびのび育つ。
2003 原宿外苑中学校卒業
2006 淑徳巣鴨高等学校卒業
2011 青山学院大学卒業、大手IT企業に入社
2017 株式会社そとあそび(アカツキ グループ会社)
撮影:大本 賢児 インタビュー・編集:坂井 朋子