【小橋賢児×アカツキCEO】バーニングマンで語る、エンターテインメントと僕らの人生。
2018.10.22
毎年8月末から1週間、アメリカのネバダ州ブラックロック砂漠に突如として現れる街「ブラックロック・シティ」。貨幣という概念がなく、GIVE&GIVEの精神で助け合いながら生活するこの街に、世界中からクリエイターや旅人が集まります。この世界最大の奇祭が「バーニングマン」です。
アカツキではクリエイターユニットRAWの世界一周旅行「LIVE ENTERTAINMENT JOURNEY」を応援してきましたが、バーニングマンは、世界一周の計画当初からRAWが目指していた場所。まずは、そのバーニングマンの映像をご覧ください。
そして、憧れのバーニングマンで、アカツキ 代表取締役 CEO 塩田 元規とクリエイティブディレクター小橋 賢児氏と合流したRAWの二人。
今回は「LIVE ENTERTAINMENT JOURNEY」特別篇として、バーニングマンでの塩田、小橋氏のインタビューをお届けします。
塩田 元規アカツキ 代表取締役 CEO
1983年 島根県出雲市出身。横浜国立大学電子情報工学科を経て、一橋大学大学院MBAコース卒業。 株式会社ディー・エヌ・エー新卒入社、アフィリエイト営業マネージャー、 広告事業本部ディレクターを経て、退職後に、アカツキを創業。
小橋 賢児リアル 代表取締役/クリエイティブディレクター
1979年 東京都出身。8才で芸能界デビューし数々のドラマや映画、舞台に出演。27歳の時に俳優活動を突如休業し、世界中を旅しながら多様な文化にふれる事でインスパイアをうけ映画やイベント製作を始める。「ULTRA JAPAN」「STAR ISLAND」など手がける。
RAW映像クリエイターユニット
福岡大学在学中に出会ったKENSHIこと新福 剣士(しんぷく けんし:23歳)と、KAZUKIこと園田 司生(そのだ かずき:23歳)からなる映像クリエイターユニット。世界一周しながら各国の祭りやフェスをYouTubeで配信する「LIVE ENTERTAINMENT JOURNEY」にチャレンジ中。
バーニングマンで感じた「人間とはナニモノか?」
RAW 砂漠で行われるバーニングマンは、昼は気温40度近くの灼熱、夜は5度近くまで冷え込みます。食べ物や飲み物だって買えない、長くて過酷なイベントですよね。日本で多忙なお二人が、このバーニングマンに参加した理由はなんでしょうか?
塩田 実はバーニングマンに参加するかどうか、来るまで結構悩んでいたんだ。通信が使えないから仕事できないし、砂漠でのキャンプで体力も使うだろうし。でも、来る前と来た後では、全然違ったね。
小橋さんから「バーニングマンはGIVE&GIVEだよ」っていうのは聞いていたんだけど、実際に来てみて感じたのは「決してやらなければならないGIVEではない」っていうこと。
バーニングマンに参加している人たちは、誰かからの期待に応えるために表現をしているわけじゃなくて、自分たちがどういう存在なのかっていうことをただ表現している。それが誰かにGIVEすることになるんだなと、すごく思ったんだよね。
会社を経営していると、やらなきゃいけないことに苛まれることも多くて、「エンターテインメントの本質とは何か?」に葛藤するんだけど、バーニングマンに来て「人間はシンプルに、ただ表現したい存在であり、全人類が表現者なんだ」というのをすごく感じて、それに感動している。
小橋 僕はバーニングマンに参加するのは4年ぶり6回目で、自分のホームに戻ってきた感じ。日本ではバーニングマンに行きたいって言う人はすごく多いけど、実際はなかなか行かないんだよね。だから、多忙なはずなのに、こうして時間をちゃんと作って来ている塩田さんをリスペクトしてるよ。
エンターテインメントに触れすぎて自己を見失う
小橋 バーニングマンには世界中から人種も職業もさまざまな人が集まって愛を循環させる、ペイフォワードみたいな仕組みで成立している。まさにダイバーシティだよね。
本来、こんな風にみんな助け合って生きられるはずなのに、なぜ人間は肌の色が違う、国が違う、宗教が違うとかでいがみ合ったりしてるんだろう。
僕らは、たった1週間の奇跡の街、「ブラックロック・シティ」の住民になって、ここで知り得た人間の本質みたいなものを、いかに自分たちの人生に活かしていけるかが大事だと思う。
塩田 そうだね。「日常はつまらないから」と、バーニングマンに発散するためだけに来るのは意味のないことだね。
小橋 このバーニングマンの発起人ラリーさんは、恋人と別れて自分の中にある弱さとか醜さとか女々しさとかを消し去るために、「ザ・マン」(人型の造形物)を燃やして。それがアートだって言われて、周りが触発されてどんどん自発的に集まってきたんだよね。
塩田 色々なアートがあったけど、俺たちけっこう炎に惹かれたよね。
小橋 そうだね。
塩田 炎ってやっぱり人間の本質というのか、普段頭で考えている部分じゃなく、感情にフォーカスしてくるから不思議と感情が湧き出てくるよね。
小橋 エンターテインメントって良くも悪くも、多くふれすぎると自分自身を感じなくなるよね。テレビなんかもそうじゃないかな。それに比べると、火はもっと根源的なものだから、自分の感覚の奥底にフォーカスしてくるよね。
バーニングマンは日本に持ってこれるのか?
RAW これほど参加する人に影響を与えるバーニングマンだから、小橋さんがおっしゃったように日本にも参加したい人が多いんですね。こんなことを日本でもできると思いますか?
小橋 僕が海外から日本へ「ULTRA」というイベントを日本で開催したい!と思った理由は、もちろんダンスミュージックを広めたいということも大事なんだけど、そこがメインではないんだ。
「バブルのころは楽しかった、でも最近の日本はつまらない」みたいなことを言う大人っているよね。事実、昔はダンスや音楽を自由にできた場所が、今では禁止されていたりする。そういう実情も知らずに、大人は「今の若者は現実的すぎて冒険しない」と説教する。
若者たちは、自分たちがどこに向かうのかわからない閉塞感の中で、インターネットで海外の「ULTRA」とか「TOMORROWLAND」を観ながら「こういうのどうせ日本では起きないだろうな」とか思って行動しなかった。
だから、ネットで傍観している若者たちに向けて、日常の中の非日常体験という奇跡を起こしてみせて、「自分の人生変わるかも」「日本は変わるかも」と可能性を感じてほしかった。「ULTRA」で我を忘れるほど踊った後に「あれ、こんな自分っていたっけ?」みたいな感情が溢れ出てくるような、そんなことを目指したかったんだ。
塩田 心が閉じていて感じなかったものが、心を開いた瞬間溢れ出してくる感じってあるよね。
小橋 そう。そして、楽しいという入り口から「have to」じゃなく、自分の「want to」を知るんだよね。自らの「want to」が出て来るきっかけづくりがしたいと思って、「ULTRA」を日本に持ってきた。
だから、バーニングマン自体をそのまま日本に持ち込むよりも、ここで得る「GIVE&GIVE」「傍観者にならず、表現者になる」という考え方を活かすのがいいんじゃないかな。
塩田 イベントをコピーして持って行くんじゃなく、重要なのは本質だよね。
バーニングマンに来て思い出したのは学園祭なんだよね。文化祭は、自分たちで考えて色々やった。バーニングマンはそれを、大人が超最高のクオリティでやっているような感じかな。
大人になると忘れてしまう大事なこと
塩田 中学とか高校の頃は、僕たちはそもそも自然に自分を表現をできてたような気がするよね。文化祭で何か表現することで、それが他の人の喜びにつながるということを普通にやっていたんだ。だから、日本でもバーニングマンみたいなことができる土壌はあるんだけど、多分、大人になって忘れてしまっている。
小橋 うん、忘れちゃってるんだね。
塩田 忘れちゃってるんだよ。子どもの頃は当たり前にできてた表現することを。
小橋 それに、子どもの頃は当たり前にみんなに愛があったんだよね。優劣もつけないし。
塩田 バーニングマンが素晴らしいと思うのは、全ての表現が承認されているんだよね。誰かの表現に対して、別の誰かが評価することはない。
小橋 それ、まさにそうだね。ニューヨークには、路上でいきなり歌っている人とか、ダイエットコーク飲みながら巨大なポテチ食べてるおばちゃんとか、一人でブツブツ喋っている人とか、筋肉見せびらかしている人とか、いろんな人がいて。ニューヨークは多民族の街だから、日本では「それは常識的にやめた方がいいよ」って言われるようなことがあまりなくて。
その中に入って行ったときに、「じゃあ、今まで俺が思っていた常識って何だったんだ?」って痛感したんだ。そう、僕は「他人から見られる自分」を作り出してしまっていたんだ。そして、次に気がついたのは「あれ?俺のアイデンティティって何だっけ?」という疑問。
塩田 わかるよ、わかる。
小橋 ここもそうだよね。表現の幅ってすごく広いはずなのに、日本にいたら「恥ずかしいよね、これするとダサいって言われるよね」ってなってしまう。そうやって自分の表現を狭めちゃってる。本当はもっと「人間の表現の幅」=「愛の幅」があっていいと思うな。
実は室町時代の方がダイバーシティな国だった
塩田 日本では、誰かにいいと言われる範囲で表現して、本来自分が表現したいこととずれてしまっているということ、あるよね。自由に表現するためには、表現する側も勇気を持って表現しないといけないと思うし、受ける側も何でも受け容れる姿勢が必要だよね。日本には、ある種ずれていることとか変なことでもOKって言える感じが、もう少しあるといいんじゃないかな。
小橋 日本は、信仰の面で八百万の神というのがあるし、広く受け容れる寛容さが本質にあると思うんだ。それが近代になって、集団的の中で、自分たちが他者と同等にならないといけない雰囲気が教育の中にもあったと思う。
塩田 日本は成長の勢いが鈍化している側面もあるよね。そういう状況にあると、新しい可能性を外に広げていくよりも内側に向きすぎるところがあると思うんだ。これは企業も同じ。伸びている会社はどんどんチャレンジするけど、停滞している会社はリソースの奪い合いが起きて内部での消耗戦になってしまう。派閥ができたりしてね。
でも、日本は元々持っているいい部分があるわけだから、これからもっと自由に表現できるようになれば、すごくいい空気になっていくかもしれない。
小橋 日本のダイバーシティを歴史的に見ると、室町時代、500〜600年くらい前はすごいダイバーシティだったらしい。
塩田 へぇー、そうなんだ!
小橋 障害者とかも色々含めて雇用して、みんなで世の中を回してた。それが、近代になってそうじゃなくなってきたんだけど、日本の根底にはダイバーシティの感覚はあると思う。
僕らがエンターテインメントの力を信じる理由
RAW 日本が持っているいいところをもっと出していくにはどうしたらいいですか?
小橋 僕は、今から政治家になって政治で世の中を変えようとは思わないけど、エンターテインメントの力で日本を変えることはできると思う。
僕は、エンターテインメントの力をめちゃくちゃ信じているんだ。
誰でも1冊の本や1本の映画で人生が変わった経験ってあるでしょう?僕が手がけるイベントにも、さまざまな境遇の人が集まる。それこそ昨日失恋しちゃった人も、リストラされた人も集まってきて、色んな人の愛とか才能とか感覚、笑顔に出会う。
昨日まで死にそうなくらい落ち込んでいた人が、人の笑顔にふれて笑えた時、ハッとして「自分も何かやりたい」と思う。そんな瞬間が生まれた時、その人生が動き出すって僕は感じるんだ。
小橋 もしかしたら本当に1つのフェス、1つのイベント、もしかしたら1つの講演、それがきっかけで、誰かの人生が大きく変わるって思っている。
僕が「ULTRA」をやろうとしていた頃、ニュースでは若者が海外離れしているって言ってたんだ。一方で「ULTRA」をきっかけに海外に行く若者も増えていたんだよね。
きっかけはただのフェスかもしれないけど、韓国やマイアミでも「ULTRA」をやっていると知って出かける。そうして、世界でまた違った感情や文化にふれて、もっとこうしたい、あそこ行きたい、こういうことしてみたいって広がっていく。そういう人たちが、10年、20年後、未来を作っていってくれたら世界は変わるんじゃないかなって、思っている。
実際、僕自身もそうだった。27歳で俳優を休業して、アメリカ横断して、ゴールのマイアミで「ULTRA」に出会って、こんな世界があるんだ!って知った。バーニングマンにもそんな力があると思う。
砂漠の真ん中でエンターテインメントを考える
塩田 僕は学生の時、会社を作り世の中に影響を与えるためには、人の心に影響を与えないといけないって思ったあたりがスタートだな。
たとえば、10万人が働く会社を作ったとして、その10万人がワクワクして働いてたら、彼らの子どももワクワクした人生を送るから、家族も含めて3〜40万人にインパクトを与えられると思っていた。
その思いは今でも変わっていないんだけど、経済的なパワーだけでは世の中への影響は大きくできないと改めて感じているんだ。
アカツキという会社も成長し社員数は増えているけれど、より大きな影響を与える存在になるには、結局は人の心を動かす「作品」を創ることだなって思うんだ。
たとえば、スペインのサグラダ・ファミリアは、多くの人にインスピレーションを与えているよね。こういうのは数値化できないけど。オックスフォードなど海外の大学で教育を受けた卒業生たちも世の中で活躍して各方面で影響を与えているよね。これもまた、数値化するのは難しいことだけど。
エンターテインメントもそういうところがあって、数字で測ることはできないけれど、人に対しての影響の力がとても大きいと思うんだ。
小橋 まさにこのバーニングマンが、それだね。ここを経験した多くの人が世の中に影響を与えているよね。Googleもその1つ。
記念日などにGoogleのトップページに表示される「ホリデーロゴ」の始まりは、遊び心で「僕らバーニングマンに行くから連絡取れないよ」って、バーニングマンのロゴをグーグルに載せたのが始まりなんだってね。 グーグルは面接でも「君、バーニングマン行ったことある?」って聞くこともあったみたいだし。
塩田 ラリーとセルゲイがエリック・シュミットをCEOとして雇うときにここに連れて来て、ここでちゃんと楽しめるかをチェックしたっていう逸話もあるよね。
お金じゃ測れない場所と体験。それが誰かの心に残って、また誰かの心につながる。僕らもまた、バーニングマンでの経験をどう活かすかがめちゃくちゃ重要。それによって、日本が変わるかもしれない。
小橋 世界で活躍する人たちは、バーニングマンに来て本質を考えてるよね。砂漠の真ん中でキャンプして、通信が繋がらないから仕事できない。不便極まりない場所だよね。でも、この体験を一緒にしているからこそ、「僕らは未来のエンターテインメントのために何を作るのか?」を、目先のビジネスじゃなくて、魂込めて語れる気がする。
塩田 バーニングマンは、ネットで色々写真も見られるから、調べればだいたいわかる。でも、物事には3ステージあるなと思っていて、理解すること、体験すること、そして体現することっていうのがある。実際にこの場所に来て体験し、日本に戻って体現し続けられるかっていうことが大事だよね。
エンターテインメントってつまり何なんだ?
塩田 最近、アカツキのビジョンとミッションをアップデートしたんです。エンターテインメントとは何かを考えていて、エンターテインメントで得られるものって「意識が拡大すること」だと思ったんです。
アカツキのビジョンでは、それを「世界の見方が変わる」っていう表現をしたんだけど、エンターテインメントの面白いところは心にダイレクトに届くところ。
バーニングマンのGIVE&GIVEの思想って、否定のない、人間ってそもそも皆繋がっているよね、というところからスタートしていると思うんだけど、また違った形のエンターテインメントでこの思想を届けられると思う。これからAIが普及して仕事が効率化されていったときに残る仕事は、極端な話、エンターテインメントだけなんじゃないかと思っているくらいなんだ。
小橋 エンターテインメントは、どんな人にも開かれた、ある意味イージーな接点という側面もあるから、ダイレクトに本質を伝えられる手段にもなると思う。
たとえば、「勉強ってなると急に敷居が高くなる。でも、本質を教える道筋って色々あると思うんだ。瞑想もそうだし、学校教育もそうだし。でも、エンターテインメントはどんなジャンル、どんなバックボーンがある人でも入りやすい。ただ、誰がどんな思いで伝えるかは超大事。
僕はエンターテインメントを通じて、人に気づきのきっかけを与えたい。それを職業にしようって決めたんだ。
そのツールとして映画もあればイベントも、なんでもいいと僕は思っていて。だけど、遠すぎちゃうときっかけにはならない。好きな人しか行かないとか、IQが高くないとわからないとか。そういうものじゃないエンターテインメントって、人間が純粋に楽しむってところか始まるって思う。
このきっかけづくりを通じて人間が本質に向かっていくことができる、エンターテインメントはすごいポジティブなニュアンスで「道具」だなって思う。
塩田 今になって思うと、教科書に書いてあることって結構いいこと書いてあったりする。でも、子どもの頃は、教科書からちゃんと受け取れなかった。むしろ、映画やゲーム、アニメとか漫画から命の大切さを学ぶこととか、結構多かったよね。
エンターテインメントは、大事なことを受け取りやすくしてくれる。物語などで伝えてくれるから「体験」として体に入るんだよね。これが正解です、という教科書とは違って、体験として自分の中にちゃんと入る。これは、すごい可能性だと思う。
RAW 僕らは世界中のフェスや祭りに行ってそれを撮影して発信しているけど、体験すること、表現することの境界に迷うことがある。体験者として入り込まないと本質を届けられない気がするし、とはいえ表現を意識すると一歩引く部分もあるし、そのバランスに少し考えるところがあって。
小橋 「誰かに届けたい」思いは愛だよね。「俺自慢したいんだ」だったら、近いようで全然違う。これを純粋に届けて気づいてもらいたいんだっていう、これを届けることが誰かの人生の役に立てばいいって愛の気持ちでやるんだとしたら、じゅうぶん撮影しながら「体験」できるんじゃないかな。
塩田 ものづくりって主観性と客観性が大事。没入して体験する一面もあるし、一歩引いてみることで周りが見えることもあって。これを往き来しないと。
小橋 ものづくりの本質は、まさにそこだと思う。ビジネスでもなんでもそうなんだけど、作り手は独りよがりになりやすい。だからやっぱ引いてみて客観的にみる。でまた寄ってみる、っていう。これ映画づくりでもイベントづくりでも全部そうだよ。
バーニングマンで考えた、僕らの未来
小橋 バーニングマンから日本に戻ったら、塩田さんも僕も、それぞれのビジネスと人生があるんだけど、ここで得た感覚が共通言語になって、いろんな未来を一緒に描いていけたらいいなと思う。
旅の苦楽を共にした仲間と、本当に意味のあるものをこの世に作っていきたいなと。今、本当にそう感じてます。
塩田 2018年1月、「リボーン」と「リビルド」という今年のテーマを書いたんだ。生まれ変わって作り直す気持ちをこめて。それは僕自身もそうだし、アカツキっていう会社も次のステージへ向かいたいから。このタイミングでバーニングマンに参加できたのは大きかったな。ここでの経験をみんなに届けたいし、これからのものづくりに活かしていきたい。
この後の、世界一周旅行「LIVE ENTERTAINMENT JOURNEY」はベルギー、アイスランドでの旅レポートをお届けします。ぜひお楽しみに!
インタビュー・写真・映像:RAW